_数日後。
「全く…油断してんじゃねぇよ、いくら周りの目は誤魔化せても『御前ら』の事を知っている奴らは誤魔化し様がねぇんだぞ。」
しばらく店を閉めている間、瑠華は香音の住む古いアパートへ様子を見に来ていた。
「何処にでも居る様な酔っ払いだと思ったんだよ。
…まさか『そっち』の人間とは思わなかったし。」
そう言いながら香音は煙管盆に灰を落とす。
「まぁ、二度と騒がねぇ様にコッチも人気の無い樹海に葬り去ってやったから取り敢えずは安心しろ。」
平然と話す瑠華。
その間窓辺から光が差し、黒のタンクトップを来た香音の胸元を照らした。

