「あ、別にパジャマがダメってわけじゃなくて、なんか、無防備でいいね」

「……っ!?」

藤くんは、顔を真っ赤に染め上げたであろうわたしを見てクスッと笑いながら


「襲いたくなる」


爆弾を投下したのだった———。




「藤くん…、熱あるでしょ?」

「どうだろ。朝測った時は36.0℃だったかな」


彼は熱がある時は少し…いや、大分人が変わるようです。