生まれ変わっても、またあなたに恋をした

駅の近くのコンビニまでダッシュした私たちは、一度コンビニに入った。


「うわー、びしょ濡れ」


「思ったよりもひどいな…傘買お」


祐希はそう言って傘が置いてあるところに行ったが、そこには傘は一本もなかった。


「売り切れ…?!」


「みたい、だな…走るしかないな」


「頑張ろっか…」


そう言って、また外に走り出した。