本当に何でも…心も見られてるみたい。
「風音先輩、背止まってないですよね。身長、伸び続けてません?」
「うん…でもそんなに一気に伸びてなんかないし、何で」
気づいたの?
気づかれたくなかったのに。
だから大好きな牛乳も飲んでないのに。
これ以上背が伸びても困るの。
このままじゃ涼太も抜かしちゃう。
「何でって、そんなの見たらわかりますよ。そもそも、風音先輩、姿勢いいから縮めたくても無理ですよ。背はそのままの高さで花に見えます。」
嘘…そんなにわかりやすいの?
「あ、でもこんな細かなところ、私ぐらいしか気づいてないですよ?大丈夫です。でも、その調子だと足のサイズも大きくなってる。違いますか?」
「違いません…」
「やっぱり。」

