「もうっ、悠人なんか知らない!!」
悠人に構った私がバカだった。
今は真剣にマネージャーのこと考えなきゃ。
「なあ風音、マネって、迷うことか?」
「え?」
悠人、何言ってるの?
迷うことじゃ、ないの?
「お前がそんだけ悩んでる理由は、なに?」
私がこれだけ悩んでる理由?
そんなの決まってるじゃん。
「花ちゃんはずっと一緒に頑張ってきたし、選手だったから色々知ってる。凜華は私のことわかってくれるし、近くにいてくれる。弥生ちゃんは、走りに関しては1番だし…」
「ふーん…まあ、俺からしたら今、その中で1番いらないのは蔵元だと思うけど。」

