私、さっき最後にひとつだけ、涼太に聞いたことがあるの。 『風の音を、聞け。』 スタート前に、私に声をかけてくれたのは誰? 涼太は、 『俺じゃないよ?だって、お前ら2人とも集中してたし…』 じゃあ、誰? 凄く嬉しかったのに。 あの言葉は誰が… 「なあ、かざ。」 「ん?」 「涼太じゃなくて、俺にすれば?」 でも、その言葉で全てが変わるんだ。 「え…え!?」 「俺、ずっとかざが好きだよ。」