海音にはわからない。 だから、風音に譲ろうと思ったの。 でも、それが風音にとって嫌なことだなんて知らなかった。 「悠人…」 「なあ涼太。海音…風音は明日、大会に来るかもわからねーんだよ。蔵元達が誘ったけど、後は風音次第なんだよ…」 「俺は、風音が好きだ。」 突然の告白をどう受け取ればいいの? でも、間中君の真っ直ぐな思いが伝わってきちゃったから… 「風音は、絶対に来る、よ。」 どんな根拠かわからなかったけど、不思議と声が出てた。 風音なら、来るって思ったから。