「風音先輩は、走るのが好きですか?」
『あなた達新入生は、走ることを好きになってくれますか?』
忘れられて、なかったんだ。
弥生ちゃんはずっと傍にいてくれたんだ。
私の走りを好きでいてくれる人は、ここにいたんだ。
『本当にあの子が1人でやってると思うの?』
『ウチ以外にも、あんたのことを見てるやつはいるよ。』
私のことをずっと見ていてくれてそばにいてくれて支えてくれて…
「だい、すき。私は、走ることが、誰にも負けないぐらいに好きっ!!」
もう、大丈夫。
だって、目の前にいる2人はきっと、私を嫌わないから。

