「かざっ!!」 「あ、悠人?何?」 「何って、さっきからボーッとしすぎ。聞いてる?」 「え?あ、聞いてない。」 「だと思った。」 部活が終わって、悠人のランシューを見に近くのスポーツ用品店についても、すぐに海音の走りが浮かんできて。 何も考えられなくなっていた。 あれは誰? 本当に海音なの? そればかりが頭に浮かんできて仕方ない。 私、どうしちゃったんだろう… 「かーざねっ!!」 「う、うわっ!?って何これ…」 悠人はランシューを選ぶのに時間はかからない。