「はい、そこまでー。快斗、バスもう出るって。戻って。」 悠人… 「風音。おいで。」 ねえ、私、可笑しいよ。 大好きな2人の幸せなのに、喜べないよ。 ねえ、私…最低だよ。 でも、喜べない。喜べないよ。 だって、私も…私も涼太が好きだもん… ごめん。ごめんね、海音。 「風音。大丈夫。大丈夫だよ。」 私を優しく包み込んでくれたのは、好きな人でもない、妹でもない… あなたは私の何? それなのに私は…安心していたんだ。 「おやすみ。風音。」