「ん?風音、靴紐…」 「あ、うん。よく気づいたね。」 「おう。なかなかじゃん。似合う似合う。」 ほらね? 同じピンクでも、似合うって言っても、私には好きなんて言葉をかけてはくれない。 好きじゃないから。 何て残酷。 何て酷い世界。 双子の片方はモテモテでもう片方はダメダメってね。 って何勝手にしょんぼりしてるんだろう。 「さっき悠人にも渡してきたんだけどさ、あいつも速攻付けてたよ。何か似てるよな、悠人とお前。」 「えー、似てるかなぁ。」 そんなこと考えたことないや。