white coat




家に帰ってまたのんびり



杏乃は荷物をせっせこ片付けている




「ねぇ」



「なにー?」



「あたしってどこで寝るの?」


「寝室でしょ」



「じゃあ宮田は?」



「寝室」



「ベッド1個しかないのに?」



「一緒に寝ればいいでしょ」




「は!?むり!!」



「え、なんで?」




「だって…なんか…ねぇ。恥ずかしいってか…なんか…」



「何1人で照れてんのー?」



「照れてないし!あたし床で寝る!」



「病人が何言ってるの」



「じゃあ宮田が寝るの?」



「なんで家主がそんなこと」



「じ、じゃあどうするの!」




「だーかーらー。一緒に寝ればいいでしょって」




「ばかじゃないの!」





それからあーだこーだ言い合いして


結局一緒に寝ることになった




条件は、絶対に何があっても手を出さないこと