「杏乃、ついたよ。あーの」 「…ん…ぁ…」 目を開けると怖がるように目を瞑った杏乃 「俺だよ。ほら、起きて」 「…う、うん」 安心したのか車からようやく降りた 「……でか」 俺の家に来るのは2回目だけど前は俺が部屋まで運んだからな 外観見るのは初めてか 「まぁ。医者だしそれなりに。な」 「……」