「杏乃さん、体調どうですか?」 3日が経った日の朝の回診 「……」 今日も無言のままの杏乃 診察が無理な杏乃のために、俺は脈拍を測ることと、顔色をみることだけしかしなかった 「じゃあ、何かあったらナースコール押してくださいね」 窓の外をじっと見つめる杏乃に何もすることが出来なくて 自分の無力さに腹が立った