そんな願いが叶うわけもなくて




夜中になれば泥酔したお母さんが帰ってきてあたしを殴り続ける




やめて


痛いよ


怖いよ





何回叫んでも、お母さんは耳栓をしたように聞いてくれない




そして意識を失って



目を覚ませばお母さんのいない朝



夜中になればまた意識を失うほど殴られる






もうずっとそんな生活を送った