気づけばいつもみたいに1人で倒れてた
制服は綺麗に戻されていて、何事も無かったみたいに。
「ッ…うッ」
体中が気持ち悪くて、明音以外に触れさせた罪悪感がいっぱいで。
涙が止まらなくて。苦しくて苦しくて。
どうしようもなくて。
声を上げて泣いた。
もう限界かも
落ち着くことのない心。
ふらっと立ち上がって学校を出る
向かうのは病院。明音のいる。病院。
だってもう限界だから。明音に会って。抱きしめてもらいたい。
いくら考えても明音と離れるのなんか無理。
絶対に無理。今明音から離れたら壊れちゃう。
…怖いよ
自分が怖い

