「…ぅあッ」 「あー…これは痛いわ」 ぬいぐるみを前に抱えてプリクラを眺めながら駐車場を歩いていた杏乃 案の定転んだ 泣くのをこらえる杏乃のひざは見事に切れてて血がたらたらと… 「とりあえず、洗わないと。どこで洗うかな…」 足を洗えるようなとこ。 「…あ、そこの公園でいいか」 ショッピング街の敷地を抜けるとある小さい公園 「行こ、杏乃」 歩いていくことに。 今度はしっかり俺の手を握って。 なんか… 杏乃が小学生に見えてきた