「く、暗いね」 「ん、怖いの?」 ははっと笑って言えばあからさまにふてくされた杏乃 「怖くないし!」 とか言いながら握る手の力を強めた かわいいかよ 「ここだ」 席に座るとすぐに予告が始まって 「あーこっちにすればよかった」 とかなんとかブツブツ言い出す杏乃