貴方との奇跡


照明が薄暗く、ランプがとても綺麗なフレンチのお店に連れて来てもらった。

周りを見渡すとカップルが多かった。

やっぱり、チャラ男は女を落とす方法を知ってる。

多分、男の人に、こんな素敵なレストラン連れて来てもらって、甘い言葉でも掛けて貰ってら落ちない女はいないと思った。


楓は2人と昔からの友達の様に話している。

私には無理だ。

静かにしてよう。


「何かごめんな。無理やり連れて来て。」

チャラ男が話しかけてくれた。


「別に大丈夫です。」

さっきもそうだけど、案外悪い人ではない気がして来た。


席に着き、食事が来るまでの間、自己紹介をした。

何か合コン見たい。

チャラ男事、川野大輔。21歳。医学部の4年生らしい。

因みに友達も同じ歳で同じ学年、横山亮というらしい。

見た目はチャラ男だけど、案外優しかった。

私が、会話に入れないでいると話を振ってくれたり、とても気が使える人だった。

楓が男は見た目じゃあ無いでしょうって小声で私に伝えて来た。

楓はこの性格だから友達が沢山いる。

何で私と仲良くしてくれてるのか解らないくらい性格が真逆かも。

でも、楓と一緒にいると本当に楽しい。