「食べないの。パスタ。」


箸が止まった。


流石に止まるよね。


大輔と2人きりだど。


何話したら良いか解らないから。


「・・・もう、お腹いっぱいになっちゃった。」


顔見て話せない。


「じゃあ残り俺がもらう。」



そういうと残りのパスタを平らげてくれた。


「ここ出ないか?車でドライブ行こうぜ。」


「バイクで来たんじゃあないの!?」


車何か持ってたっけ!?


あんなにバイク好きだった男が。

「やっと顔見てくれた。今日は車で来た。茜と話したかったから。」

3年前と変わらない笑顔。

ううん。


付き合い出したと言うか出逢った時と同じ笑顔がそこにあった。