「何で話してくれなかったんだよ。俺お前の彼氏だっただろう。何で・・・・。」


だよね。


本音は。



「嫌われたくなかったから。同情されたくなかったから。弱い所見せたくなかったから。頑張ってる人に話せない。自分が駄目な所。」

「そんな事で嫌いになるかよ。言ったよな。20歳の誕生日の日に何かあったら話せてって。」




20歳の誕生日。


今でも忘れない。

あの時、大輔がいてくれたから誕生日がいい日になった。