貴方との奇跡

「と言うか。救命異動してからかな。緩和は緩和で楽しかった。難しい部分はあったけど。」


人の死に向き合う大変さを学んだんだよ。


緩和病棟で。



「・・・あの時。無理して俺に合わせてたの。話。」


ほとんど会話に入って来なかった大輔が寂しそうに話して来た。


「・・・うん。あの時はかなり無理してた。同じ話が出来るようにって勉強もしてたし。」


もう、嘘ついてもしょうがないから思ってる事全て話した。