一番近くて 手の届かない君へ

俺はソファでくつろいでいるまなみの隣に座った。

煙草に火をつけて、

「ねえまなみさん。良かったらライン交換しませんか?

大丈夫、俺からはラインしませんから。

まなみさんがまた俺に会いたくなったら連絡ください 。」


とまなみの横顔に向かって言った。


まなみは驚いたように俺を見た。

「亮君は・・

 また私に会いたいの・・?」

と聞いてきた。


俺はニコッと笑って正面に顔をそらして煙を吐いた。

「そりゃあ、まなみさんみたく綺麗で、優しい人にまた会いたいですよ」

と答えた。


まなみは嬉しそうな顔をしてバックからスマホを出した。