いつの間にか眠りに落ちていた俺は 喉が渇いて目が覚めた。
顔を左に傾けると俺の腕にしがみつく様に寝ているまなみの体があった。
「まなみさん・・」
と声をかけてみたが全く起きない。
俺はそっとまなみの手をほどきベッドを降りた。
クローゼットからガウンを出して袖を通してまなみを見た。
ぐっすり眠っている。
どこかまだあどけなさの残るような寝顔。
(・・・)
俺は部屋を出て廊下を歩いた。
リビングにはカーテンはついていない。
だから、ちょうど日の出が見れた。
徐々に明けていく夜。
俺は冷蔵庫からペットボトルを出して
リビングのソファに座り、ごくごく飲みながら夜明けを見た。
(夢が終わって現実に戻る瞬間)
今は真冬の二月。
夜明けと言ってもまだ7時前。
広いリビングがオレンジ色に明るくなっていく。
俺は煙草に火をつけ窓に近づいた。
過去の想い出が脳裏をよぎる。
あれは夏休みだったから、明け方の4時にはもう太陽が顔を覗かせた。
何度も”一緒”に見た夜明け。
寝る間も惜しんで抱き合って、日の出を見てお互い眠りについた。
ふーっと窓越しに太陽に向かって煙をはいた。
そしてソファに戻った。
たいして眠っていないのに目が冴えてしまった。
(日の出なんか見たからだ)
と俺は自分に毒づいた。
いつもの習慣でスマホを見る。
ラインが着てたけど既読にしなかった。
そのままスマホをテーブルに置こうとして・・・。
ふと 例の小説サイトが浮かんだ。
”胡桃1210”
彼女の小説を覗いた。
それは 極道シリーズだった。
家に場所がなく 女子高生が売りをやって寝床を転々としている。
その少女を若頭が 自分の高層マンションに連れて行く。
いや、さらっていくって感じ。
ヤクザのイケメン御曹司に助けられ本当の愛を与えられ
やっと自分の存在意義に気づくヒロイン。
最後はハッピーエンド。
だけど・・。
ヒロインの心の傷に敏感に反応してしまっている自分がいた。
俺はスマホをテーブルの上に置いてソファに寝っ転がった。
足を延ばして
「俺も誰かに助けてほしいよ・・」
と独り言を呟いていた。
顔を左に傾けると俺の腕にしがみつく様に寝ているまなみの体があった。
「まなみさん・・」
と声をかけてみたが全く起きない。
俺はそっとまなみの手をほどきベッドを降りた。
クローゼットからガウンを出して袖を通してまなみを見た。
ぐっすり眠っている。
どこかまだあどけなさの残るような寝顔。
(・・・)
俺は部屋を出て廊下を歩いた。
リビングにはカーテンはついていない。
だから、ちょうど日の出が見れた。
徐々に明けていく夜。
俺は冷蔵庫からペットボトルを出して
リビングのソファに座り、ごくごく飲みながら夜明けを見た。
(夢が終わって現実に戻る瞬間)
今は真冬の二月。
夜明けと言ってもまだ7時前。
広いリビングがオレンジ色に明るくなっていく。
俺は煙草に火をつけ窓に近づいた。
過去の想い出が脳裏をよぎる。
あれは夏休みだったから、明け方の4時にはもう太陽が顔を覗かせた。
何度も”一緒”に見た夜明け。
寝る間も惜しんで抱き合って、日の出を見てお互い眠りについた。
ふーっと窓越しに太陽に向かって煙をはいた。
そしてソファに戻った。
たいして眠っていないのに目が冴えてしまった。
(日の出なんか見たからだ)
と俺は自分に毒づいた。
いつもの習慣でスマホを見る。
ラインが着てたけど既読にしなかった。
そのままスマホをテーブルに置こうとして・・・。
ふと 例の小説サイトが浮かんだ。
”胡桃1210”
彼女の小説を覗いた。
それは 極道シリーズだった。
家に場所がなく 女子高生が売りをやって寝床を転々としている。
その少女を若頭が 自分の高層マンションに連れて行く。
いや、さらっていくって感じ。
ヤクザのイケメン御曹司に助けられ本当の愛を与えられ
やっと自分の存在意義に気づくヒロイン。
最後はハッピーエンド。
だけど・・。
ヒロインの心の傷に敏感に反応してしまっている自分がいた。
俺はスマホをテーブルの上に置いてソファに寝っ転がった。
足を延ばして
「俺も誰かに助けてほしいよ・・」
と独り言を呟いていた。

