小さな台所に立ち、俺は冷蔵庫を開けてみた。
「おい、亜里沙。野菜は冷蔵庫に入れなくていいって言ってるだろ?」
と中身を見ながら言った。
茄子に玉ねぎにハム・・しか入ってない。
「だってダメになっちゃうかと思って」
と亜里沙が俺の隣に来た。
「パスタの麺はある?」
と亜里沙を見上げながら聞いた。
「うん。それはあるよ」
と言って小さな戸棚から麺を出してきた。
俺はそれを受け取り
「ナスと玉ねぎとハムのナポリタン作るよ」
とケチャップがあるか確認してから言った。
「やったー!」
と亜里沙は嬉しそうに俺に抱きついた。
「まさか亜里沙が料理するわけないか」
と俺はため息をつきながら亜里沙から離れた。
そしてナポリタンを作り始めた。
麺をゆでながらナスを切っていると
「雫ってほんとに優しいよね」
と亜里沙が近くに来て呟くように言った。
「そう?」
と俺はナスに集中しながら答えた。
「私今でも・・」
俺は包丁を置いて麺をかきまわした。
聞こえない振りをした。そして
「亜里沙、テーブルの上片づけて」
と言った。
その時の亜里沙の表情は見ない。
「はーい」
と言って亜里沙は俺から離れた。
(優しいって、自分にとって都合良く接してくれるからそう思うんじゃないの?)
ラインだって、小学生の頃から”ながらチャット”に慣れている俺にはすぐ返事を返すなんて造作ない事。
マメにラインくれるなんて思われているけどね。
しめに<好きだよ>と送信すれば、はい終了。
これで大抵の女は満足する。
別に嘘はついてない。
だって、嫌いな相手に ラインしたりデートしたりセックスなんてしないでしょ?
「おい、亜里沙。野菜は冷蔵庫に入れなくていいって言ってるだろ?」
と中身を見ながら言った。
茄子に玉ねぎにハム・・しか入ってない。
「だってダメになっちゃうかと思って」
と亜里沙が俺の隣に来た。
「パスタの麺はある?」
と亜里沙を見上げながら聞いた。
「うん。それはあるよ」
と言って小さな戸棚から麺を出してきた。
俺はそれを受け取り
「ナスと玉ねぎとハムのナポリタン作るよ」
とケチャップがあるか確認してから言った。
「やったー!」
と亜里沙は嬉しそうに俺に抱きついた。
「まさか亜里沙が料理するわけないか」
と俺はため息をつきながら亜里沙から離れた。
そしてナポリタンを作り始めた。
麺をゆでながらナスを切っていると
「雫ってほんとに優しいよね」
と亜里沙が近くに来て呟くように言った。
「そう?」
と俺はナスに集中しながら答えた。
「私今でも・・」
俺は包丁を置いて麺をかきまわした。
聞こえない振りをした。そして
「亜里沙、テーブルの上片づけて」
と言った。
その時の亜里沙の表情は見ない。
「はーい」
と言って亜里沙は俺から離れた。
(優しいって、自分にとって都合良く接してくれるからそう思うんじゃないの?)
ラインだって、小学生の頃から”ながらチャット”に慣れている俺にはすぐ返事を返すなんて造作ない事。
マメにラインくれるなんて思われているけどね。
しめに<好きだよ>と送信すれば、はい終了。
これで大抵の女は満足する。
別に嘘はついてない。
だって、嫌いな相手に ラインしたりデートしたりセックスなんてしないでしょ?

