ドレスアップした沙耶がリビングへ戻って来た。
バッチリメイクもして、幼さは消え妖しい雰囲気をかもしだしていた。
「綺麗だよ、沙耶さん」
と自然に言葉が零れた。
「ありがとう」
と沙耶はニッコリと笑った。
もうキャバ嬢モードにスイッチが入ったように見えた。
「お言葉に甘えてバイトまでここにいてもいい?」
と俺は聞いた。
「どうぞ。お腹空いたでしょ?」
と沙耶はキッチンへと行った。
「あ、ごめん。コーヒー飲んじゃった」
と俺が言うと、
「もう一杯飲む?あの粉美味しいでしょ」
と沙耶が黒い粉の入った瓶を取り出した。
「私も飲むからついで」
とコーヒーメーカーをセットした。
コポコポと心地よい音が聞こえてくる。
沙耶は俺の正面に座って バッグからシガレットケースを出した。
細くてロングのメンソール。
甘い煙の匂いが漂った。
「作ってあげたいけど時間がないの。
レトルトでいいいなら適当に好きなの食べて。
宅配が良ければ メニューはあそこにあるわ」
と固定電話の置いてあるチェストの上を指さした。
「何ら何まで サンクス」
と俺は答えた。
膝上のスカートから伸びている細くて綺麗な足に見とれながら
「今度はいつ会えるの?」
と沙耶に聞いた。
沙耶は ふうーっと煙をはいて
「彼次第かな・・」
と呟いた。
「また忘れた頃に学校来る気?」
と俺はイタズラっぽく聞いた。
カチっとスイッチの切れる音がして沙耶はスッと立ち上がりキッチンへと行った。
自分のカップと俺のカップにコーヒーの液体を入れ、
「初めて君と抱き合ったとき、私最悪だったでしょ?」
と言った。
「・・泣いてたね」
と俺は答えた。
「うん・・。
君は優しかったわ」
と沙耶は思い出すかのようにぼんやりとした口調で言った。
「彼次第って・・」
と言って俺は言葉を飲み込んだ。
(野暮な事聞くもんじゃない)
と思ったから。
沙耶は黙ってコーヒーを飲み干した。
「じゃあ 行くね」
と笑顔を向けた。
その笑顔はあどけないものだった。
「沙耶さんからライン貰ったら 沙耶さん優先にするから」
と俺は片手を上げた。
「ふふ」
と笑って沙耶はリビングを出て行った。
煙草の匂いと香水の残り香だけが 部屋に残った・・。
バッチリメイクもして、幼さは消え妖しい雰囲気をかもしだしていた。
「綺麗だよ、沙耶さん」
と自然に言葉が零れた。
「ありがとう」
と沙耶はニッコリと笑った。
もうキャバ嬢モードにスイッチが入ったように見えた。
「お言葉に甘えてバイトまでここにいてもいい?」
と俺は聞いた。
「どうぞ。お腹空いたでしょ?」
と沙耶はキッチンへと行った。
「あ、ごめん。コーヒー飲んじゃった」
と俺が言うと、
「もう一杯飲む?あの粉美味しいでしょ」
と沙耶が黒い粉の入った瓶を取り出した。
「私も飲むからついで」
とコーヒーメーカーをセットした。
コポコポと心地よい音が聞こえてくる。
沙耶は俺の正面に座って バッグからシガレットケースを出した。
細くてロングのメンソール。
甘い煙の匂いが漂った。
「作ってあげたいけど時間がないの。
レトルトでいいいなら適当に好きなの食べて。
宅配が良ければ メニューはあそこにあるわ」
と固定電話の置いてあるチェストの上を指さした。
「何ら何まで サンクス」
と俺は答えた。
膝上のスカートから伸びている細くて綺麗な足に見とれながら
「今度はいつ会えるの?」
と沙耶に聞いた。
沙耶は ふうーっと煙をはいて
「彼次第かな・・」
と呟いた。
「また忘れた頃に学校来る気?」
と俺はイタズラっぽく聞いた。
カチっとスイッチの切れる音がして沙耶はスッと立ち上がりキッチンへと行った。
自分のカップと俺のカップにコーヒーの液体を入れ、
「初めて君と抱き合ったとき、私最悪だったでしょ?」
と言った。
「・・泣いてたね」
と俺は答えた。
「うん・・。
君は優しかったわ」
と沙耶は思い出すかのようにぼんやりとした口調で言った。
「彼次第って・・」
と言って俺は言葉を飲み込んだ。
(野暮な事聞くもんじゃない)
と思ったから。
沙耶は黙ってコーヒーを飲み干した。
「じゃあ 行くね」
と笑顔を向けた。
その笑顔はあどけないものだった。
「沙耶さんからライン貰ったら 沙耶さん優先にするから」
と俺は片手を上げた。
「ふふ」
と笑って沙耶はリビングを出て行った。
煙草の匂いと香水の残り香だけが 部屋に残った・・。

