パカ… 箱を開けたのは、優。 「ちょっ…ちょっとお。乙女の夢取らないでよ…。普通、開けるのは私の役目でしょ?」 優は、私が全然箱を開かないのに痺れを切らし、箱を開けた。 「ばーか。愛が開けるの遅いからだろーが。」 いつも通り私にいぢわるな笑顔を向けるのは、他でもない 日本のスーパースター。 桜井優。