「両親は?」 「あぁ。ここは、俺と正吾の2人暮らしなんだよ。仕事上、親は外国に住んでる。」 そういえば、優のお父さんも外国で仕事をしているらしい。 凄いなぁ。 「愛ちーん。俺っちの携帯に優からメールきてたんだけど、愛ちん携帯どうしたの?」 「携帯ならここに…あ。」 電源落ちてる。 でも、あんなことがあったし、今は優と連絡とりたくない。 だから、別に充電しなきゃとか思わなかった。 「優心配してるよ?一応、俺っちの家に泊まる事は言っといたから。」 「あ…うん。」