歌姫~♂王子と姫♀のLast love~『完』

side、優





うぜー。



まさか、この俺が週刊誌に撮られるなんて…



油断してたのがいけなかった。


でも、どうせバレるなら早めのほーがいい。



「入れ。」


ドアの奥からは社長のドスの効いた声が聞こえた。