「メイクよし! 服装よし! ムダ毛よし! 髪型よし!」 「あのー…美紀。美紀に頼むたびにかなりの気合い入れさせられるのは私の気のせい?」 いつも通り、私は初デートに美紀に協力してもらっていた。 別にこんなに気合い入れなくても… でも緊張する…。 星以外の人とデートなんて初めてで、星以外の男の人の部屋なんて入ったことないから。 さっきから心臓止まりそう。