ホテルから数分あるいてすぐのところにある個人ビーチに着いた。
そこは、観光客も地元の人も誰一人いなくて、静かな綺麗なビーチだった。
「正吾スゴいよっ。よく見つけたね♪」
「俺っち天才的!」
鼻をフンッと鳴らして得意げな正吾ー…。
「杉山さん、下に水着きてるならあっちの影で脱いで着なよ。」
「うん♪すぐ戻ってくるね。」
「…………じゃあ俺っちも」
ゴツン!!!
「痛いなー!!状態に決まってるじゃん!!優本気で叩くなしーいっ!!」
「お前がわけわかんねー事言うからだろ。」
…いてぇ……
俺は、愛の着替えを覗こうとした正吾を思いっきり殴った手が痺れていた。

