「私、飛行機乗るの初めて…。」 俺の隣でワクワクしている愛は、とても可愛かった。 今、俺が好きだって告白したら… …愛はなんて返事をくれる? でもそんな勇気は、俺にはなかった。 「優!!!!あ…あれ!!!ふ…ふ…ふた…!!」 俺は、いきなり肩を愛に揺さぶられた。 あぁ…力つえぇよ…… 「あ?あんだよ。」 俺は、愛が見ているほうに目をやるとそこには…今、いや、これからもずっと会いたくない最悪な奴ら2名が搭乗口で思いっきり俺達に手を降っていた。