「あれ??優は?」 「後ろにいるけど。」 そう言って指を指す小林さんの先には、顔を真っ赤にして突っ立っている優がいた。 「ぷっー…何突っ立ってんの。」 思わず吹いてしまった後、私は凄く凄ーく後悔した。 「ー…後で覚えとけよ。」 サァァァァ。 そんな私の背筋には、すっごい寒気がしたのだった。