今、私は美紀の部屋で髪を巻かれている。 鏡には、しかめっ面の私と鼻歌を歌いながら髪をセットしている美紀が映る。 「ー…ねぇ、なんで裏門に居たの?」 「愛が逃げると思って、HRの前に待ち伏せしてたのっ♪なんて私、頭が良いのかしら♪」 ー…なるほど。 「行きたくないよ~~~…。」 「ずべこべ言わないの!ー…はぃ♪できたっ。」 それから、美紀に服を渡された。渡されたのは、胸元が異常に開いたワンピース。 「なっ…!!こんなの、胸ぽろりしちゃうよ!!」