「俺っちの質問に答えてくれる??」 「お前なあ~~その、『俺っち』ってゆーの治せよ。」 「ヤダねん。で、何でよ。」 「関係ねーだろ。」 俺は、正吾を置いて玄関に向かって歩いていった。 …が、教室が同じため、着くまで隣でぷーぷー膨れている正吾の文句を聞く羽目になった。 愛にあいてーなあー。