「お誕生日会に行けなくてごめんね」
みっくんは伏し目がちにボソっと呟く。
もしかしたらみっくんも私のお誕生日会に来たかったって思っていてくれたのかもしれない。
その表情を見ていたらふとそんな風に思った。
それなのにあんな酷い態度をとってしまった…。
「あの…みわちゃんチョコ好きじゃない?」
みっくんは不安そうに私の顔を覗き込む。
その顔を見ていると猛烈に泣きたい気持ちになった。
涙を我慢しようと私はブンブン首を横に振った。
「よかった!おんなの人の機嫌をとるには甘いものが一番だってママが言ってた」
そう言って、みっくんは安心したようにくしゃりと笑う。
ついにこらえきれなくなり、目から堰を切ったように涙が溢れる。
「ごめんなさいー!みっくん嫌いにならないでー!!だいすきなのぉ!!!」
突然号泣し始めた私を見て、みっくんも次第に顔を歪める。
「僕も…ごめんね。お誕生日会に行けないって言わなくて。本当はすごく…」
そこまで言うとみっくんも火がついたように泣き出した。
二人でワンワン泣いている私達を見て、お母さんは可笑しそうに笑っている。
その顔はもう怒ってなんかなかった。
みっくんは伏し目がちにボソっと呟く。
もしかしたらみっくんも私のお誕生日会に来たかったって思っていてくれたのかもしれない。
その表情を見ていたらふとそんな風に思った。
それなのにあんな酷い態度をとってしまった…。
「あの…みわちゃんチョコ好きじゃない?」
みっくんは不安そうに私の顔を覗き込む。
その顔を見ていると猛烈に泣きたい気持ちになった。
涙を我慢しようと私はブンブン首を横に振った。
「よかった!おんなの人の機嫌をとるには甘いものが一番だってママが言ってた」
そう言って、みっくんは安心したようにくしゃりと笑う。
ついにこらえきれなくなり、目から堰を切ったように涙が溢れる。
「ごめんなさいー!みっくん嫌いにならないでー!!だいすきなのぉ!!!」
突然号泣し始めた私を見て、みっくんも次第に顔を歪める。
「僕も…ごめんね。お誕生日会に行けないって言わなくて。本当はすごく…」
そこまで言うとみっくんも火がついたように泣き出した。
二人でワンワン泣いている私達を見て、お母さんは可笑しそうに笑っている。
その顔はもう怒ってなんかなかった。

