涙―ルイ―





「…あの、恥ずかしかった、だけ、だから」



再び俯いた中川の耳は、赤く、紅く、染まっていた。



「……そか…」



なぜか俺まで恥ずかしくなってきて、りんご飴をかじる。


声は、掠れてしまって、中川の耳に届いたか、分からない。