偽りの姫

十が

『お前、騙してたのかよ!』

『サイテーだな』

『もう近づかないでくれない』

『姫乃に謝れよ!』

なんで!
違う、違うよっ!

零は、零は信じてくれるよねっ?

そう言おうと思った

そしたら私が言うより先に零が

『もうここに来るな』

なんで、なんで零も信じてくれないの?

もう…いいや

どうせ、私が何を言っても信じてくれない

なってあげるよ

”悪役にね”