君の隣で



…見覚えがあるような。



「俺の部屋。」



きょろきょろ辺りを見回していると、市本さんにそう言われた。



「…え、なんで、……あ、打ち合わせ!!」



慌てて起き上がろうとする私を、市本さんは止める。



「いいから病人は休んでろ。



…無事終わったよ。



風邪が治ったら話してやる。」



そう言って私の頭をなでた。



「…迷惑かけてすみません。」