「お、起きた?」


「え…宇佐木、さん?」


なんで宇佐木さんが目の前にいるのだろう


か。


「あ、匂いとか大丈夫だった?」


「あ、ほんの少し甘いですけど…で、あの…」


「んー?」


「ここはどこですか…?」


「え、俺の家。」


「…?」


オレノイエ…?


オレの、家…


!!!!


「宇佐木さんの家!?」


「うん。」


「えぇー!」


え、じゃあ…


「じゃあ、洋服が変わっているのは…?」


「あ…それは…」


宇佐木さんはいきなり赤面する。


「ま、さか…」


「ごめん!いや、ずぶ濡れだったから、着替


えさせたって言うか…いや、ね。」


私は、バッと洋服の中を除く。


一応下着は身につけてある…


「あの…見ましたか?」


「見たって…?」


「その…中を…」


さらに宇佐木さんは赤くなる。


「いや!見てない!…と思う…」


「…ホントですか…?」


「…」


「怒りませんから。」


「…お腹だけ…」


「…ホントですか?」


「あ、の…なんて言うか…下着をちょっとだ


け…って言うか…」


私は布団で体を隠す。


「…うぅっ…」


「ごめん。…ご飯食べられる?」


「は、い…」


「持ってくるね…」


それだけ言い残して宇佐木さんは部屋を出


る。


恥ずかしいぃぃ!