rabbit vanira

「ねぇ、ラビ。」


そう問いかけると、ラビはつぶらな瞳で私


を見つめてくる。


「やっぱり、自分の好きなものを悪く言われ


るのって、嫌だよね…」


ラビは、ずっと私を見つめている。


まるで、すべてを分かっているかのよう


に。