本当に宇佐木さんが好きなのか…


…好きに決まってるじゃないですか。


ばか。


私は鍵を持って走り出す。


エレベーターに乗る。


最上階に着くと大きなドアがあった。


私は鍵穴に鍵を差し込む。


がちゃっ…


ドアが開いた。


「羽咲…」


私は宇佐木さんに鍵を投げつける。


「いって!え…?羽咲?」


「何なの!?好きだったら、とか言って!私


のことそんなに信用出来ないの!?大好き


に決まってるじゃないですかっ!そっちこ


そ…宇佐木さんこそ…」


涙がでる。


「私のこと好きじゃないんですか…?」


「…」


私は宇佐木さんに腕を引かれベッドに押し


倒される。


息がかかるほど近い。


「宇佐木、さん…っん…」


強引にキスをされる。


「好きに…決まってんじゃん。誰よりも愛し


てる。愛しくて愛しくてたまらない。もう


話したくない。一生俺の側で閉じ込めてお


きたい。」


「私も…愛してます。閉じ込めてくれても構


いませんよ。」


「じゃあ、今日だけは…」


またキスされる。


深く…