幼馴染はどこまでも俺様過保護


私達は2階から下り、リビングへ行くとそこには、綺麗な女性が居た。

この人…

「浩美、待たせたな?」

「ホント、直ぐに来いとかありえないからね?まぁ隼翔は昔からそうだったけど、その俺様な性格直したほうがいいよ」

昔から?…
この人は
本当の隼翔の姿を知ってる…
仕事関係だって言ったのに
やっぱり違うんだ

「ねぇ隼翔、早く紹介してよ? わ・た・し・の事」

彼女は甘えた様に隼翔の腕に絡み付いた。

やだ…
隼翔に触らないで!
隼翔はわたしの…

でも…
並んでると
凄くお似合い…

隼翔の妻は私なのに…

悔しくて何も言えずいる私へ、彼女は勝ち誇った様に微笑んでみせた。

ここには居られない
私には耐えられない

「私…お邪魔みたいだから…帰る」

「はぁ?蒼海が帰ったら意味ねぇだろ?」

帰ろうとする私の腕を隼翔が掴んだ。

「また、誤解してる様だけど?こいつは中学の時からのダチで、児島浩美。こんな格好してるけど男だから」

男!?!?
この綺麗な人が女性じゃなくて男性…
ウッソー

「浩美もくっ付きすぎだ!アホ!!」

隼翔に叩かれた頭をさすりながら舌を出して笑う児島浩美。

「ゴメンね?ちょっとからかいたくなっちゃって?」と、発した声も優しい女性の声。

本当に男の人なの?

「始めまして、児島浩美です」と名刺を差し出し、ニッコリ笑う彼はとても綺麗で、男性と聞かされても、まだ信じられない。

名刺には

M&G空間デザイナー
一級建築士 児島浩美

と、書いてあった。

「隼翔のお姫様にやっと会えたわ」

お姫様??
もしかして私の事?