「…やっと、本当の本当にー…先生の隣に立てますね」 頭を撫でる先生の手が止まった。 「私だけの先生なんですねー…」 「妹尾…」 「ずっと願っていたことが叶うって、心が温かくなりますね」 先生の手が頬に触れた。 「そうだな。俺も人生で今がイチバン、心が温かく感じるよ」 満面の笑みで先生が言い、頬に触れていた手が今度は唇に触れる。 「…妹尾、愛してるよ」 真っ直ぐに目を見て言われた。