祖母の家は二階建てだ 今も昔も何も変わっていない 戦後すぐに建てられた一軒家は少しはリフォームしたらどうか と思う程古い 幼少の頃、二階の母の部屋に親戚と泊まり、朝までよく遊んだものだ。 電車から、祖母の自宅の二階の窓が見える 「誰かがいる」 「誰かが、私が乗っている電車を見ている」