小悪魔執事と恋ゲーム





ついには壁に背中が当たるほど迫られてしまい……
気がつけば、八乙女を見上げるような形に。



まるで“逃がさない”とでも言っているような鋭い目つきに怯えたわたしは、勢いよく八乙女の体を押してベッドから素早く降りた。



そして、離れた場所へと逃げ込む。




「どういうつもりっ!?」




もし、ここで逃げていなかったら……



今ごろ八乙女に何をされていたか分からない。



もう八乙女の思い通りには、させないんだから!




「えー、別に遊んで欲しいだけじゃん」




不満げそうにベッドで頬杖をつく八乙女。