同じ名前の彼と私




頬を水滴が流れて、より凍える。


でも、流れたそばから、陽介がセーターで拭ってくれる。



「カレカノ、なる?」


「………っ///………なる」



どこか余裕そうな陽介が、隣で笑ってた。