私は、恋に落ちた。
好きと言ったら彼はどんな反応をするのだろう。とこんなことを考えながら、今私は、高校に入学した。

あれは、偶然だったかも知れない。アイツは、怖がっていた私を助けてくれた。しかも、『コイツは、俺の女だから手出したらどうなるかわかっているか。』と言って助けてくれた。相手は、逃げる時『コイツ、ヒイラギじゃね。』と言って逃げていった。ヒイラギさんは、『大丈夫か』と声をかけてもらったときに、恋に落ちた。

「新入生代表、柊 真。」
「はい。」
ダンダンと歩き、あくびをしながらステ―ジに上がった。
「柊 真です。めんどくさいので、俺たち、まぁがんばっていくんで見守って下さい。」
と言って降りていった。ヒイラギ マコト。彼が私を助けてくれた人だ。柊 真に、私は恋をした。