きっと、大丈夫。


何も無い。


私はそれを信じ、家から近い大学病院へと向かった。


私が向かう先は、循環器内科。


封筒を開けて、検査結果を見つめていると、



「伊月沙彩さん。診察室2へお入り下さい。」



思い足取りで、私は扉を開けた。