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今日もまた時刻は深夜0時をまわり日付は変わっていた。



確かに毎日こんな生活続けてて大丈夫なのかなと

そろそろ自分でも心配になってしまう。



ありがたいことと言えば、この時間になると、学生はおろか人影すらあたりを見渡してもほとんどいない。




いるのはサラリーマンか怪しいおじさん達だけだ。




「君またこんな時間にウロウロしてんの?」


後から男の人の声が聞こえる。




ほらね、言ったそばから怪しいおじさん見つけた。


「⋯⋯鷹原先生⋯」


片手にはコンビニの袋を持っている。


今から家に帰る所だったのだろう。


「そういや3組だったんですよね。鈴木さん。」

あっ⋯⋯名前⋯⋯。

「覚えてたんですか。」


「そりゃ、俺のクラスの生徒だからね。

それに君とは嫌ってほど関わったし。」


別にこっちだって好きで関わってるわけじゃないんですけど!


嫌って向こうからはっきり言われるとなんかムカつくな。


「で、こんな時間にこんなとこで何してるんですか?」


「別になにも⋯」

これ以上ずっとこうしてると校則で禁止されてるバイトの件がバレてしまいそうだから


私は知らないふりをして立ち去ろうとした。


「あー。もしかして、バイトしてんの?」


────ドキッ




図星を突かれて、つい止まってしまった。



────えぇ……バレたよ。